今日は月曜日なので本堂での「礼拝」でした。
今日の話は、先日園庭に僕が植えた“ひまわり”について話をしました。
10日ほど前ですが、園庭の隅に“ひまわり”の種を僕が植えました。
ここ最近、芽が出てきて5センチくらいになっていました。
今日、バスの運転の間に少し見えたのですが
園児が踏んでいるように見えました。
後で、確認するとやはり踏まれていて
曲がったり折れたりしていました。
まず、僕のミスとして
囲いをしたり、園児たちにしっかりと説明していませんでした。
園児も、ただの草と間違って踏んでしまったのだと思います。
そこの僕のミスは園児に謝りつつ、園児に次のように話をしました
「園長先生が、しっかりみんなに説明しなかったのがいけないんだけど
元気なひまわりの芽が折れていて、とても寂しかったです。
踏んだ人も分からなかったのかもしれないんだけど。
ひまわりにも、大切な命があります。
もしかしたら、大きくなってきれいな花が咲いたかもしれません。
花にも、大切な命があるので、次からは気をつけましょう。」
と、話をしました。
園児たちもなんとなく理解してくれていたようで
後でひまわりの世話をしていると寄ってきてくれて
「かわいそうじゃね〜!
大きなひまわりが咲いとったかもしれんのにね。」
と、言ってくれました。
幼稚園だけでなく、遊んでいると草花だけでなく
昆虫などの生き物で遊ぶことも多くあると思います。
線引きが難しいですが、
草花や昆虫とたくさん遊んで欲しいですが
その命の大切さも、学んでくれたらと思います。
僕も、子供の頃はたくさんの虫を捕まえて殺してしまっていました。
その経験から、今はできるだけ殺さないように気をつけています。
ダイナミックな遊びをしてもらいつつも
命を大切にして遊んでもらったらと思います。
(ただ、蚊などは殺してしまうし、難しいですね…)

